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🚗【衝撃】国道16号一周でわかった!地方はもう「鉄道社会」じゃない!車資本主義のリアルとは?


✅ はじめに:なぜ今「国道16号線一周」が話題なのか?

最近、YouTubeなどで注目されている「国道16号線一周動画」。
神奈川・千葉・埼玉をぐるっと囲むこの道路は、**都市と地方の“リアルな境界線”**とも言える存在です。

実際にこのエリアを一周してみると、あることに気づきます。
それは──

「地方は完全に車社会になっている」という現実です。


🏬 郊外の勝者たち:イオン・ニトリ・ドンキの成功理由

地方の鉄道駅周辺といえば、シャッター街が広がっているケースが少なくありません。
その一方で、駅から遠く離れた郊外にあるのに、人が集まる場所があります。

それが、以下のような「車前提」の商業施設です。

  • イオンモール

  • ニトリ

  • ドン・キホーテ

  • 三井不動産の「ららぽーと」 など

これらに共通するのは…

  • 巨大な無料駐車場

  • 幹線道路沿い

  • ファミリー層を狙った設計

つまり、「車で来ることが前提」になっていることです。


🚙 地方は“車資本主義”に突入している

2000年には、「1世帯に1台の車」が当たり前となりました。
それから20年以上、車中心の生活は変わっていません。

地方では、もはや「駅近」よりも「駐車場完備」が圧倒的に価値を持つのです。


🏎️ 自動車メーカーの明暗も“地方目線”で決まる

この現実を見据えているかどうかで、自動車メーカーの戦略も明暗が分かれています。

  • ホンダ・スズキ・ダイハツ
     → 軽自動車を重視、地方ユーザーのニーズを的確に捉えて勝利

  • 日産(旧プリンス)
     → 都市型・高級志向から抜け出せず、軽自動車戦略で出遅れ

つまり、「どこに住んでいる人が主な顧客か?」を冷静に見て戦略を立てることがカギなのです。


🚧 鉄道資本主義の終焉と政策のズレ

ここで問題になるのが、国や自治体の思考です。

政治家・官僚・学者・メディアの多くが「鉄道中心の発想」から抜け出せていません。

  • 都市開発=駅前再開発

  • 地方創生=ローカル線の延命

  • 移動インフラ=鉄道とバスの接続

これでは、現実の生活者である地方住民のニーズを完全に無視しています。

その結果が…

  • ガソリン税の高さ

  • 公共交通のズレた補助政策

  • 空洞化する駅前と成功する郊外店舗

地方創生がうまくいかないのは、「鉄道資本主義」という幻想にしがみついているからなのです。


🔚 まとめ:これからの地方に必要なのは“現実に即した思考”

  • 地方は完全に車社会である

  • 成功するビジネスは「車前提」の設計

  • 国や自治体は「鉄道中心」の思考から脱却を

これらを前提に、 👉 地方創生・インフラ整備・交通政策を見直すべき時が来ています。


✏️ さいごに:あなたの住む街はどうですか?

あなたの街でも、

  • 駅前がさびれている

  • 駐車場付きの郊外店舗が賑わっている

そんな風景、見かけませんか?

「地方再生」を本気で考えるなら、現実に目を向けることが第一歩です。