硬式テニスのゲームの歴史
- 起源:中世ヨーロッパ(12〜13世紀)
- フランスで生まれた「ジュ・ド・ポーム(Jeu de Paume)」が原型
- 当初は手のひらで球を打つ室内競技
- 後に手袋、ラケットを使用するようになる
- 王侯貴族の娯楽として発展(14〜16世紀)
- フランス王・イングランド王に広く愛好される
- 室内競技の「リアルテニス(コートテニス)」として確立
- 得点方式(15・30・40)の原型がこの時代に成立
- 近代テニスの誕生(19世紀後半)
- 1873年、イギリスのウォルター・クロプトン・ウィングフィールド少佐
- 芝生で行う競技としてルールを整理
- これが「ローンテニス」の始まり
- 室内中心から屋外スポーツへ転換
- 1873年、イギリスのウォルター・クロプトン・ウィングフィールド少佐
- ルールの統一と競技化(19世紀後半)
- 1877年:第1回ウィンブルドン選手権開催
- コートサイズ、ネット高、得点方式が標準化
- イギリスを中心に世界へ普及
- 四大大会(グランドスラム)の成立
- 1877年:ウィンブルドン(英国)
- 1881年:全米選手権(現・全米オープン)
- 1891年:全仏選手権
- 1905年:全豪選手権
- 主要大会が出揃い、国際競技として確立
- アマチュア時代(〜1967年)
- プロ選手はグランドスラムに出場不可
- 名選手の収入は制限されていた
- オープン化(1968年)
- オープン化(オープン・エラ)開始
- プロ・アマの区別が撤廃
- 現在のプロテニスの基盤が完成
- 用具とプレースタイルの進化(20世紀後半〜)
- 木製ラケット → 金属 → カーボン素材
- パワーとスピン重視のプレーへ変化
- サーフェス(芝・クレー・ハード)の違いが戦術に影響
- 現代テニス
- 世界的なプロツアー(ATP・WTA)が確立
- テクノロジー導入(ホークアイ等)
- スポーツ・興行・国際大会として完成度が高い競技
まとめ
- 硬式テニスは
中世の宮廷競技 → 近代スポーツ → 世界的プロ競技
へと段階的に進化してきた - 得点方式や伝統は中世の名残を現在も保持している


