REITとは何か?
- 不動産(オフィスビル、ホテル、物流倉庫など)からの家賃収入を小口化し、上場して投資家に販売する仕組み。
- 株式のように市場でリアルタイムに売買できる。
- 株と違い、企業経営への影響力はほとんどない(投資口主総会はあるが、実質的な支配力は乏しい)。
- 家賃収入がベースのため、安定した収益が期待できる。
■ REITのメリット
- 分配の安定性:家賃は経済状況に左右されにくく、減りづらい固定的な支払い。
- 流動性の高さ:現物不動産と異なり、株のように即日売買可能。
- 割安感:現在、一部のJ-REITは保有不動産価値(NAV)よりも安い価格で取引されており、お得な状態。
- インフレ耐性:現物不動産に裏付けられているため、インフレ時にも価値が下がりにくい。
■ 株式と比較したときの違い
- 株式は業績や経営者の判断によって配当や価値が変動しやすい。
- リートは基本的に家賃収入に基づいて分配されるため、配当の予測性が高い。
- 景気が悪くなっても家賃が急激に下がることは稀。逆に、景気が良くなっても家賃の上昇はゆっくり(債券的な特性)。
■ REITの種類
- 住宅系(レジデンシャル)
- オフィス系
- 商業施設系
- 物流倉庫系
- ホテル系
それぞれ景気や状況に応じた特徴・リスクがある。
USリートもあるよ。