電球1個が1,500円に!? 預金派が気づかない「資産4分の1」の残酷な真実

電球1個が1,500円に!? 預金派が気づかない「資産4分の1」の残酷な真実

昨日、電球が切れて気づいた「物価4倍」の絶望

昨日、家の電球が切れました。「あぁ、また買い替えか」と軽い気持ちで、前回(去年6月)と同じ商品を注文しようとして、指が止まりました。

驚愕の事実です。 「3個で1,100円」だった電球が、今は「1個で1,500円」になっている。

計算してみてください。1個あたりの単価は約366円から1,500円へ。およそ4倍です。たった1年半で、私たちの生活に不可欠な「光」の値段がここまで跳ね上がったのです。

最近、コンビニの弁当がどんどん小さくなっていることに気づいていますか?「上げ底」や「シュリンクフレーション」なんて言葉で誤魔化していますが、もはやサイズは全盛期の3分の1。 「ダイエットにいいかも」「腹八分目で健康的」なんて自嘲気味に笑っている場合ではありません。これは、私たちの財布が実質的に削り取られている証拠なのです。

45歳以下の日本人は「インフレの怖さ」を知らない

なぜ、これほど異常な事態に日本人は静かなのか。それは、今の現役世代のほとんどが**「本当のインフレ」を経験したことがないから**です。

  • 今の36歳(1990年生まれ): 物心ついた時にはすでにデフレ。物価は「上がらないもの」だと思って育った。
  • 今の45歳(1981年生まれ): バブル崩壊の1990年当時はまだ9歳(小学3年生)。社会の仕組みや物価の変動なんて記憶にありません。

ホリエモン(堀江貴文氏)が「インフレは怖い」と警鐘を鳴らすのは、彼が1990年に18歳で、物価も金利も激動していた時代の空気を肌で知っているからです。

デフレの30年間は、いわば「ぬるま湯」でした。しかし、その間に生まれた世代は、「現金を持っていれば価値は変わらない」という幻想を植え付けられてしまったのです。今、そのぬるま湯が沸騰し始めています。

日経平均58,000円は、まだ「安い」のか?

日経平均株価は、昨年6月の37,000円から、今や58,000円へと駆け上がりました。 「株価が1.5倍(1.57倍)になった!バブルだ!」と騒ぐメディアもありますが、現実はどうでしょうか。

残酷な比較計算

  • 株価の上昇:約 1.5倍
  • 電球(物価)の上昇:約 4.0倍

株価が1.5倍になったところで、生活必需品が4倍になっていれば、相対的な資産価値は「マイナス」です。株や不動産を持っていない人、つまり「銀行預金が一番安全」と信じている人の資産は、実質的に4分の1に目減りしたも同然なのです。

「100万円預けているから安心」ではありません。その100万円で買える電球の数が、4分の1になったのです。これがインフレの真実です。

相場の格言:もうはまだなり、まだはもうなり

「今は株価が天井だから、暴落するまで待つよ」 そう言って投資を先延ばしにする人がいます。しかし、相場の格言にはこうあります。

「もうはまだなり、まだはもうなり」

「もう天井だ」と思う時は、まだ上昇が続くかもしれない。「まだ上がる」と思う時こそ、終わりかもしれない。 しかし、インフレ局面においては**「待機」という選択こそが、確実に資産を溶かすリスク**になります。

現金という名の「価値が目減りするチケット」を持ち続けるのか。それとも、インフレに強い「資産(株や不動産)」に形を変えるのか。 「いつか」ではなく「今」動かなければ、気づいた時にはお弁当のサイズどころか、あなたの人生の選択肢まで3分の1になっているかもしれません。