イーロン・マスクとジェンセン・ファンのサウジアラビアでの対談
● 対談の背景
- サウジアラビアと米国のAI戦略連携を祝う場での対談。
- ゲストはイーロン・マスク(SpaceX / xAI)とジェンセン・フアン(NVIDIA CEO)。
- テーマは「AI・ロボティクス・仕事の未来・AIファクトリー」。
● イーロン・マスクの主張
◆ 創造が本質(破壊ではない)
- SpaceX:再利用ロケットという“存在しなかった産業”を創造。
- Tesla:魅力的な電気自動車は存在しなかった → Teslaが創造した。
◆ ヒューマノイドロボットは“史上最大の産業”になる
- 「実用的な人型ロボットはまだ世界に存在しない」。
- Teslaが最初に“本当に使える”ロボットを作ると断言。
- 需要はスマホ以上になり、全員が欲しがるようになる。
◆ AI+ロボットが“貧困を本当に解決する”
- 人類が長年言い続けてきた「貧困解消」を現実にするのはAIとロボティクス。
- 将来は多数の企業がロボット産業に参入する。
◆ 労働の未来:仕事は“完全にオプション”
- 10〜20年後には「働くことは趣味になる」と予測。
- 例:家庭菜園のように“好きな人だけがやる”イメージ。
- 生産性がAIとロボットで無限に近づき、貨幣もいずれ無意味に。
- ただし電力・資源などの物理的制約は残る。
● ジェンセン・フアンの主張(NVIDIA)
◆ AIファクトリーの重要性
- 旧来のコンピューティングは“情報の検索(リトリーバル型)”。
- 現在のAIは“状況に応じてリアルタイムに生成(ジェネレーティブ)”。
- だからこそ、世界中に「AI工場(AIファクトリー)」が必要になる。
◆ サウジが“石油精製所 → AIファクトリー”へ
- サウジはエネルギー・土地・資本を使い、AIのトレーニング/推論インフラを構築。
- AIはすべての産業の基盤(インフラ)になる。
● 仕事はどうなるのか?
◆ マスク
- 長期的には仕事は完全に任意になる。
◆ フアン
- 現実的には「仕事のやり方は大きく変わる」。
- 生産性が上がるほど“やりたいことが増えるのでむしろ忙しくなる”。
- 例:AI診断の普及で「放射線科医はむしろ増えた」
→ AIが画像分析を補助 → 医師は診断や患者対応に集中 → 需要拡大。
● 短期 vs 長期
- 短期:AIで生産性向上 → 人間の仕事量はむしろ増えるケースが多い。
- 長期:AI+ロボットにより、貨幣の意味が薄れ、仕事は趣味化。


