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高配当利回りを狙う投資はリスクある

 

高配当利回りを誇る投資は表面的に見える利益であり、リスクも伴う。

配当利回りが高い株は多くの場合、株価が下がっていることを反映しているため、将来的に利益が減少する可能性がある。

配当金は業績悪化で減額またはゼロになる可能性があり、過度な期待は禁物。

配当利回りだけを重視した投資は「キャピタルゲイン」(株価の値上がり)を無視しており、トータルリターンの視点が欠如している。

5〜6%程度の利回りは魅力的だが、それ以上に高い利回りはリスクが高くなる場合が多い。

若年層が資産を増やすには、インカムゲインだけでなくキャピタルゲインも考慮したバランスの良い投資が重要である。

トータルリターンを求めるなら、個別の高配当銘柄よりも株価指数全体への投資が効果的である可能性が高い。