世界経済の動向と日本経済
世界経済
- 各国で重要な政治イベントが多発(メキシコ大統領選、イギリス総選挙、日本の解散総選挙、アメリカ大統領選挙)。
- アメリカと日本の金融政策が転換期にある。
- インフレが各国の利上げで抑制されつつあるが、経済減速や分断のリスクが高い。
日本経済の中長期的見通し
- 1990年代後半から海外に流出したサプライチェーンが日本に戻る兆し。
- 米中対立が背景にあり、日本国内で半導体工場など戦略的製造業の拠点化が進む。
- 日本がアジアの金融ハブとなる可能性が高まる。
- 日経平均株価が2050年までに30万円に達する予測(インフレとともにGDPや賃金が上昇)。
株式市場の見通し
- 日本経済と日経平均株価は必ずしも連動しない。
- 日経平均は日本のグローバル企業の海外利益に大きく依存。
- 今後も世界経済が成長を続ければ、日本株も上昇トレンドを維持すると予想。
高齢化と人口減少について
- 人口減少をネガティブに捉えていない。
- 今後、AIや自動化により人間の必要性が減少する可能性を指摘。
- 歴史的な産業革命と異なり、今後は「人間そのもの」が不要になる時代が来ると予測。
その他のポイント
- 日本の不動産価格が上昇(首都圏では過去5年で倍増)。
- 不動産や株価は先に動き、経済変化を先取りしている。
- インフレ時代では現金の価値が下がるため、リスク資産への投資が重要。