2025年世界経済の展望と日本の低迷
- IMF世界経済見通し1月版によると、2024年の世界経済成長率は3.2%と予測通り。
- 先進国ではアメリカが健闘する一方、ドイツはマイナス成長。
- 日本は-0.2%とマイナス成長であり、長期的に見て埋没傾向にある。
- 日本のGDPはピーク時から大幅に減少し、1950年代の水準に逆戻り。
- ブリックス諸国ではロシア、中国が政府発表の数字よりも苦闘している。
- インド、アセアン5、台湾は健闘しており、これらの国々との連携が重要。
- トランプリスクによる世界貿易への影響が懸念される。
- 日本経済埋没の要因として、所得は増えているのに消費が低迷していることが挙げられる。
- 消費が増えているのは食費、光熱費、通信費のみ。
- 衣料品、医療費、小遣い、教育娯楽費は大幅に減少。
- 個人金融資産は増加しているが、その多くは現金や預金。
- 株式や投資信託も増えているが、多くは米国株への投資。
- 政府支出が増加しており、国民の政府依存が進んでいる。
- マネーゲーム化する経済に依存しており、世界的な株価下落のリスクがある。