リニアの飯田駅
リニアの飯田駅(正式名称は「長野県駅」(仮称))は、飯田市内に設置されることが決まっています。具体的な場所については、土川と国道153号をまたぐ場所に建設される予定です。
駅舎の建設に先立ち、現在は土川橋梁の新設工事が行われており、延長約120mの橋桁で土川と国道153号をまたぐ計画となっています。
駅周辺では、JR東海が駅舎を、飯田市が駅前広場を整備する計画です。
駅前広場は6.5ヘクタールの広さがあり、バスやタクシーなどの交通広場、マルシェやイベントを開催できる交流広場、コミュニティ広場などが整備される予定です。
リニア開業による飯田市へのインパクト
リニア中央新幹線の開業により、飯田市と東京や名古屋との所要時間が大幅に短縮されます。
- 品川―飯田間:約46分
- 飯田―名古屋間:約24分1
これにより、飯田市は以下のような効果を期待しています。
- 観光目的やビジネス目的による交流人口の増加
- 自然に囲まれた飯田市への人口流入
- 産業立地の増加
- 中部国際空港や羽田空港へのアクセス時間短縮による海外との往来の活発化1